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聴き取りやすい声

 音声から文字にするときに、話者のトーン、滑舌の具合、会場の反響状態、録音性能などで、言葉の聴き取りやすが変化する。講演会などでは、マイクを使った音声を、アンプなどからライン録りした音声がよい品質で、会場の片隅にICレコーダーを置いて録音した音声では、反響音などが入ってしまい案外聴き取れないことも多い。出張録音をすれば、ほぼ間違いなく高品質で録音できるのだが、お客さまから預かる音では、そうも言っていられない。それでも何とか聴き取って原稿に仕上げるのが苦労するところでもあるが、納得できる原稿ができたときの安堵感は大きい。音声起稿の魅力かもしれない。

 最近、御年111歳の方のインタビューを起稿させていただいた。早口ではしゃべられない代わりに、ゆっくり、しっかり、かみしめるように話されるので、本当によく聴き取れる音声でした。